あまちゃんより半沢直樹のなぜ

あまちゃんの人気は最終回を迎えた今日も衰えるどころか、あまちゃんロス症候群が続出するとさえ言われている。なにがそんなに引き付けたのが、最終回しか見なかった自分には全く分からないまま。そんな自分はむしろ半沢直樹の方にはまった。時代劇風というが劇画風というか、悪役のワルぶりが小気味よくさえ感じられ、主人公の苦悩を引き立てていた。半沢直樹訳の堺正人は非常に表情が豊かで、笑い顔がベースなのによくまああそこまで三白眼にできるなあとか思いながらも、滑舌のよいせりふ回しについ引き込まれてしまう。原作とは違う設定も心憎い。花ちゃんは特に原作では理解のない今風な女性に描かれているけれど、テレビ版では夫を立てるちょっと昔風な、それでいて筋の通った女性に描かれている。花ちゃんの用意する食事がまたおいしそうで、それもちゃんと毎回映してくれるのが心憎い。最終回では、朝食にお赤飯を食べていたのに、中野渡頭取からの出向を言い渡され、ますますそれはないでしょ、と言いたくなる演出だったのも心憎い。黒崎もなんだか憎めないお坊ちゃま加減が面白かった。原作も確かに痛快ではあるけれど、映像も負けておらず、さすが、原作者に映像化をお願いしに行っただけのことはある。入れ込み方が違う。それにしても、身近にはああいう骨のある人物が見当たらないのが悲しい。政界も財界も学界も、へなちょこばかりの気がする。安倍さんは、アメリカ出張時に多少気骨のあるところを示したようだが、日本でもそれができたら見直すのだけれど。

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